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アルファのい・ろ・ふぁ Vol.14 どっちのオイルSHOW!


公開日時:2009-03-23 13:49:35
カテゴリー:ニュース
配信:ボン松川

皆さんのおかげでオイル交換の腕が上がりつつあります。ボン松です。
その感謝の意も込めて今回はエンジンオイルについて。


ロッソ・エ・ネロで取り扱っているオイルは
「MOTUL 2100 POWER LIGHT(半化学合成油)」と
「MOTUL 8100 X-CESS(100%化学合成油)」の2種類。


化学合成油って何だ?

と思われる方もいると思いますのでちょっと説明をします。


 半化学合成油とは、鉱物油や高度水素分解油に
 PAO(ポリアルファオレフィン)やエステルといった有機化合物を20%前後混合させ、
 100%化学合成油に近い性能を安価に提供するもの。


 100%化学合成油とは、PAOやエステルなど、石油を一度化学的に分解・合成しなおして、
 成分や分子量を一定にしたもので、製造コストが高いが性状を比較的自由に設定でき、
 安定性に優れているもの。
 ※wiki参照


オイルの作り方云々はよく分からないので、置いておきます。


次に気になるのが、
2種類あるならどちらを入れたほうがいいのか?
という問題ですよね。


2100の場合、ストップ&ゴーの多い街乗りや長距離走行などの過酷な条件下でも
高い潤滑性能を発揮し、エンジンの磨耗を低減させます。
2100 はディーラーさんでも使用されており、コストと性能の面で
非常にバランスのとれた製品です。


8100の場合、各欧州メーカー要求するHTHS粘度と低蒸発性をクリアし、オイル消費を抑えます


耐せん断能力に優れ、小型車から高出力車まで幅広く対応。
アルファ特有の高回転、高負荷時にも安定して性能を発揮します。
※HTHS粘度:高温高せん断粘度
 高回転高負荷時にシリンダー内・回転部でどのくらいの油膜を保てるかという指数。

乗り方は人それぞれですので、上の説明はちょっとした参考程度に取ってください。

 

また、オイル交換をする際に気になるのがオイルエレメントの存在。

エンジンオイルはエンジン内部を清浄に保つ為に汚れやゴミ(※1)を取り込む役割を持っているの

で、
そのオイルを浄化するために、ろ過装置としてオイルエレメントがあります。

 ※1:オイル中には金属片やスラッジ(燃料の燃えカス等)があり、
 この金属片が研磨剤の役割をしてエンジンを損傷させてしまうことがある為、
 除去することが重要になってきます。


エンジンを損傷とか大きなことを書きましたが、そうそう壊れるものではないので
オイル交換2回に1回くらいの頻度で交換されるといいかもしれません。

 

以上
アルファのい・ろ・ふぁ Vol.14 「エンジンオイルについて」でした。

皆様のご来店、オイル交換お待ちしております。 (・ω・)ノシ



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